2008年07月17日

宣伝でおます


レコーディング2
先日、7月初頭にレコーディングをやりました。





 何度かご紹介しましたが、ジャズ/ポピュラー向けの運指練習、「あきない!ハノン」のシリーズ第3弾が出る事になりました。好評なんだね。すげえなあ。その割に、ライヴの集客率が低いのはナゼ?





レコーディング1
 ま、まあ、それはともかく、今回も、参考用CDをつける事になりまして、レコーディングです。そっれがね〜。今回は素敵なレコーディング用スタジオです。待遇良くなったな〜。前の「はじめてのジャズ・ピアノ・トリオ」シリーズじゃあ、リットー・ミュージックのせま〜いスタジオで、エレピ、「〜ハノン2」では、編集者の自宅でシンセを使って、、、。それが、ちゃんとしたスタジオ、2日もとって、ピアノはスタンウェイ、ですよ!





レコーディング

 池袋にある、「STUDIO Dede」さんという、スタジオでした。

 んで、このスタジオ、他にも色んな機材があって、超楽しかったな〜。まずは名器、フェンダー・ローズ。これは、たまにマニアックなライブ・ハウスには置いてあったりして、知ってるんですが。







レコーディング3
 なんつってもコレ!ウーリッツアー。こんなん、弾く機会、そうそうないですモンね〜。僕ははじめてです。メチャメチャいい音。思わず「ワッツ・ゴーイン・オン」「ユーヴ・ガッタ・フレンド」等(ダニー・ハザウェイ、ですな)を弾きたくなる、という。

 僕もその辺の70〜80年代系のエレピの音が好きで、曲によっては、これらローズ、ウーリッツアーの音をイメージしてたりもするので、それで録音すると面白いのではないか?というものもありましたが、実際弾いてみると、やっぱり僕は生ピアニストなんですね〜。「ローズ系を意識した、でも生ピアノのサウンド」という、ある種屈折したサウンドになっちゃってるんです。んで、結局レコーディングは全てスタンウェイで、、、。それはそれで、シアワセ。

 そんな素敵なレコーディングも終えまして、近々、「あきないハノン!〜左手強化編(仮題)」が発売されます。今回、付属CDは、最高のクオリティになっていると言わせていただきます。普通に音楽CDとしてお楽しみいただける位。乞う、御期待。待て、続報!
posted by プンコ at 01:27| Comment(10) | TrackBack(0) | 音楽話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わぁ〜、すごいですね!
大出世。。「宮前先生」からすると本が売れるのと、ライブ大盛況と、どちらのほうが嬉しいものなのですか??

昔のエレピなんですね。。楽器店に置いてるのを見た事がありますが、高いですよね。
これって、リチャード・カーペンターとかが、PVで弾いてるよぅなやつですか??

以前、中古の電化製品の販売に関する法律で、検査が義務付けられて、愛好家が「音が変わるからやめてくれ〜」とか、言ってたような・・?
Posted by シナモ子 at 2008年07月18日 00:41
宮前さん、ワタシの持っているメアドが古いらしく、メールが跳ね返って着ました。メアド、教えて下さい(涙)。(完全に業務連絡で申し訳ないです。)
Posted by mamiko at 2008年07月18日 00:43
 シナモ子さん、ど〜も〜。
そりゃ、僕は本来一演奏家ですから、ライヴが盛況なのに越した事はありません。んが、印税生活にもあこがれるなあ…。

 ローズやウーリッツアーは、カーペンターズとか、70年代のポップスではよく使われてますね。微妙にテイストが違って、どちらもカッコイイんですよねぇ。

 ローズは有名ですが、ウーリッツアーは中々さわる機会がないのです。

 こないだのキーボードマガジンで特集をやったらしく、大阪にウーリッツアーを多数かかえる中古楽器屋があるらしいです。20万〜くらいからだって。

 楽器としては、そんなに高いモンじゃないですよね。む〜、そそられるなあ。
Posted by みやまえ at 2008年07月18日 01:30
ほ・ほぅ。
銘柄とかわかりませんが、発売された時より、値段が上がっているんでしょうか。電子楽器は普通下がっていきますけど。
まぁスタインウェイに比べたら安いですよね!(笑)
スタインウェイは、結構今置いてる施設があるので、数回弾いた事がありますが、置いてる場所によっても響きが違う感じがするような・・スタインウェイでも色々種類があるからなのか、よくわかりませんでした・・
私が今弾いてみたいのはベーゼンドルファーなんです。弱音でも綺麗に出ると本で読んで。。
でも今ショールームとか閉まってシマッテるらしいので、悲しいデス。。
Posted by シナモ子 at 2008年07月19日 00:55
 もちろん、どんな楽器も、置いてる場所で響きは変わりますよお。部屋の「ハコ鳴り」も含んでの、生楽器ですもん。

 ところで、前にニュースで見ましたが、ヤマハに買収されたらしいですね、ベーゼン。

 僕が弾いた印象だと、弾きこなすのが難しい楽器、って感じです。楽器のレスポンスに慣れるのに時間がかかる…。ある程度の期間つきあえば、良い結果がでそうなんですが。

 状態の良いスタインウェイは、誰が弾いても、いきなりその人なりの良い音がする、って感じかな。

 スタインウェイは「八方美人」で、ベーゼンは、偏屈だけど、よく知り合えば親友になれる、ってな印象ですかね。

 まあ、僕は両方ともそうそう親しくおつき合いする機会はないんですが。

 
Posted by みやまえ at 2008年07月19日 01:07
そうなんですかぁ。。
私はタッチが弱いので例えば、○ワ○さんのピアノは、弾くと疲れてしまうのですが、ベーゼンさんも、それと似た感じなんでしょうか。。
百聞は一弾にしかず・・弾いてみたいなぁ。

話戻ってしまいますが、「印税生活」・・なんて素敵な響き。
うさぎと一緒に居られる時間が、増えそうで・・

Posted by シナモ子 at 2008年07月19日 23:43
 え〜、マニアックな話が続きますが。
 
 そうですね、ベーゼンの「ズブさ」は、前のカワイに、ちょっと似てるかもしれません。

 ただ、カワイも、「ボストン」以降、随分雰囲気が変わってまして、拙宅のピアノもカワイですが、かなり、フツーに弾き易いピアノです。
Posted by みやまえ at 2008年07月20日 01:02
カワイさんが「ボストン」というブランドを作ってるというのは人に聞いてなんとなく知ってはいたんですが、私が弾いたのはそれ以前のものという事ですネ。。
失礼しました〜。
勉強になりました・・!
Posted by シナモ子 at 2008年07月22日 00:43
お久しぶり&遅コメでございます。

O口師匠も「ベーゼンは仲良くなるのにちょっと時間が掛かる。スタインウェイのほうが好き」と言われてました。「酔ってるからホンネで言っちゃうけどさあ」って、別にそんな大仰なことじゃないと思うんですが(^^;)

ついでに私めは現在"Work Song"を練習中です。といってもアドリブのアイデア出しが練習の中心なので、M川師匠は抜きでみやまえさんの演奏にお世話になってますです。本番まであと1週間!
Posted by T口 at 2008年08月20日 02:22
 おお、T口さん、おひさです。

 そ〜ですか、O口師匠(マジで僕の師匠、のO口さん、かな?)も、そんな事を、、、。なんか、あの人なら、どんな楽器弾いてもサウンドさせそうですが。

 ピアニストが集まると(まあ、あんまりない事ですが)、スタンウェイとベーゼン、どっちが好き?みたいな話になる事が多いですが、現実のライブハウスの状況をみると、なんでもいいから調律してくれ!って感じですが。

 あと、調律以上に、弾いていて気になるのは、弾き心地、ですね。だから、贅沢を言えば、たまにはアクションの調整とかもやってほしい所ですが。、、、贅沢かぁ?
Posted by みやまえ at 2008年08月20日 13:02
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