先日、7月初頭にレコーディングをやりました。
何度かご紹介しましたが、ジャズ/ポピュラー向けの運指練習、「あきない!ハノン」のシリーズ第3弾が出る事になりました。好評なんだね。すげえなあ。その割に、ライヴの集客率が低いのはナゼ?
ま、まあ、それはともかく、今回も、参考用CDをつける事になりまして、レコーディングです。そっれがね〜。今回は素敵なレコーディング用スタジオです。待遇良くなったな〜。前の「はじめてのジャズ・ピアノ・トリオ」シリーズじゃあ、リットー・ミュージックのせま〜いスタジオで、エレピ、「〜ハノン2」では、編集者の自宅でシンセを使って、、、。それが、ちゃんとしたスタジオ、2日もとって、ピアノはスタンウェイ、ですよ!
池袋にある、「STUDIO Dede」さんという、スタジオでした。
んで、このスタジオ、他にも色んな機材があって、超楽しかったな〜。まずは名器、フェンダー・ローズ。これは、たまにマニアックなライブ・ハウスには置いてあったりして、知ってるんですが。
なんつってもコレ!ウーリッツアー。こんなん、弾く機会、そうそうないですモンね〜。僕ははじめてです。メチャメチャいい音。思わず「ワッツ・ゴーイン・オン」「ユーヴ・ガッタ・フレンド」等(ダニー・ハザウェイ、ですな)を弾きたくなる、という。
僕もその辺の70〜80年代系のエレピの音が好きで、曲によっては、これらローズ、ウーリッツアーの音をイメージしてたりもするので、それで録音すると面白いのではないか?というものもありましたが、実際弾いてみると、やっぱり僕は生ピアニストなんですね〜。「ローズ系を意識した、でも生ピアノのサウンド」という、ある種屈折したサウンドになっちゃってるんです。んで、結局レコーディングは全てスタンウェイで、、、。それはそれで、シアワセ。
そんな素敵なレコーディングも終えまして、近々、「あきないハノン!〜左手強化編(仮題)」が発売されます。今回、付属CDは、最高のクオリティになっていると言わせていただきます。普通に音楽CDとしてお楽しみいただける位。乞う、御期待。待て、続報!
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大出世。。「宮前先生」からすると本が売れるのと、ライブ大盛況と、どちらのほうが嬉しいものなのですか??
昔のエレピなんですね。。楽器店に置いてるのを見た事がありますが、高いですよね。
これって、リチャード・カーペンターとかが、PVで弾いてるよぅなやつですか??
以前、中古の電化製品の販売に関する法律で、検査が義務付けられて、愛好家が「音が変わるからやめてくれ〜」とか、言ってたような・・?
そりゃ、僕は本来一演奏家ですから、ライヴが盛況なのに越した事はありません。んが、印税生活にもあこがれるなあ…。
ローズやウーリッツアーは、カーペンターズとか、70年代のポップスではよく使われてますね。微妙にテイストが違って、どちらもカッコイイんですよねぇ。
ローズは有名ですが、ウーリッツアーは中々さわる機会がないのです。
こないだのキーボードマガジンで特集をやったらしく、大阪にウーリッツアーを多数かかえる中古楽器屋があるらしいです。20万〜くらいからだって。
楽器としては、そんなに高いモンじゃないですよね。む〜、そそられるなあ。
銘柄とかわかりませんが、発売された時より、値段が上がっているんでしょうか。電子楽器は普通下がっていきますけど。
まぁスタインウェイに比べたら安いですよね!(笑)
スタインウェイは、結構今置いてる施設があるので、数回弾いた事がありますが、置いてる場所によっても響きが違う感じがするような・・スタインウェイでも色々種類があるからなのか、よくわかりませんでした・・
私が今弾いてみたいのはベーゼンドルファーなんです。弱音でも綺麗に出ると本で読んで。。
でも今ショールームとか閉まってシマッテるらしいので、悲しいデス。。
ところで、前にニュースで見ましたが、ヤマハに買収されたらしいですね、ベーゼン。
僕が弾いた印象だと、弾きこなすのが難しい楽器、って感じです。楽器のレスポンスに慣れるのに時間がかかる…。ある程度の期間つきあえば、良い結果がでそうなんですが。
状態の良いスタインウェイは、誰が弾いても、いきなりその人なりの良い音がする、って感じかな。
スタインウェイは「八方美人」で、ベーゼンは、偏屈だけど、よく知り合えば親友になれる、ってな印象ですかね。
まあ、僕は両方ともそうそう親しくおつき合いする機会はないんですが。
私はタッチが弱いので例えば、○ワ○さんのピアノは、弾くと疲れてしまうのですが、ベーゼンさんも、それと似た感じなんでしょうか。。
百聞は一弾にしかず・・弾いてみたいなぁ。
話戻ってしまいますが、「印税生活」・・なんて素敵な響き。
うさぎと一緒に居られる時間が、増えそうで・・
そうですね、ベーゼンの「ズブさ」は、前のカワイに、ちょっと似てるかもしれません。
ただ、カワイも、「ボストン」以降、随分雰囲気が変わってまして、拙宅のピアノもカワイですが、かなり、フツーに弾き易いピアノです。
失礼しました〜。
勉強になりました・・!
O口師匠も「ベーゼンは仲良くなるのにちょっと時間が掛かる。スタインウェイのほうが好き」と言われてました。「酔ってるからホンネで言っちゃうけどさあ」って、別にそんな大仰なことじゃないと思うんですが(^^;)
ついでに私めは現在"Work Song"を練習中です。といってもアドリブのアイデア出しが練習の中心なので、M川師匠は抜きでみやまえさんの演奏にお世話になってますです。本番まであと1週間!
そ〜ですか、O口師匠(マジで僕の師匠、のO口さん、かな?)も、そんな事を、、、。なんか、あの人なら、どんな楽器弾いてもサウンドさせそうですが。
ピアニストが集まると(まあ、あんまりない事ですが)、スタンウェイとベーゼン、どっちが好き?みたいな話になる事が多いですが、現実のライブハウスの状況をみると、なんでもいいから調律してくれ!って感じですが。
あと、調律以上に、弾いていて気になるのは、弾き心地、ですね。だから、贅沢を言えば、たまにはアクションの調整とかもやってほしい所ですが。、、、贅沢かぁ?