2008年05月23日

ドラマーって、、、。

 僕が若い頃は、ドラマーと言えば、「馬鹿」の代名詞、みたいなモンでしたが。



 兎に角、なにがなんでも叩きまくる、それも、なるべくデカイ音で。思う存分叩いたあとで、ひとこと。「ピアノ、聴こえないんだよね〜」

 アホかぁ〜!当たり前じゃあ〜!そっちがバチ持ってゴンゴン叩いてんのにこっちは指で弾いてんだから。まともに行ったら音量でかなうワケがない。

 ピアノが聴こえないんなら、自分が音量を落とす、という発想がまるでないんですね。こういうドラマーとやっていると、自然、音楽は「勝負」の様相を呈してまいります。

 んで、負けるかあ〜、オリャ〜、とやっていたんですが。

 最近の若いドラマーは、違いますね。メチャメチャ小さい音で、渋〜くスィングできるんですよ。ピアノにとっては真に助かるんですが。

 でもなあ。そうなってみると、昔の、「馬鹿ドラマー」が、ちょっと懐かしい感じもしますね。楽器の限界を越えて、ガチンコでやりあう世界。

 毎日そうだと、疲れるけどね。
posted by プンコ at 02:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック